なぜディスプレイケーキなのか

ディスプレイケーキ

ディスプレイケーキマークルの小林みづき(@marcle_cake)です。

私はディスプレイケーキクリエイターとして、
フォトスタジオ様の撮影小物をメインに年間500点以上のディスプレイケーキを制作しています。( ディスプレイケーキとは?

そんな私がなぜディスプレイケーキを作り続けているのか?
ディスプレイケーキを作り始めたきっかけや魅力をお話させていただきます。

目次

きっかけはフェイクスイーツ

そもそも私はハンドメイドが大好きです。

自分で作るのも好きだし、欲しいと思うのもハンドメイドのものが多いです。
「自分だけの一点物」というところに魅力を感じます。

食べられないのにおいしそうなのが面白い

話は子供の頃に遡りますが、私や店頭に飾られている食品サンプルを見るのが大好きでした。

「なんで偽物なのに美味しそうなんだろう!?」

とても興味津々で、思わず指でツンツンしちゃったり。テレビで食品サンプルの特集をやってると夢中で観ていました!水面に蝋を垂らして作るレタスや天ぷら・・・見てるだけでワクワクしました。

そんな私がたまたま図書館で手に取ったフェイクスイーツの本には、美味しそうな上におしゃれで可愛いフェイクスイーツがたくさん載っていました。

なんなんだ!このクラフトは!
「おいしそう & かわいい」女子の二大ときめき要素が詰まってるー!

とても感銘を受けました。
しかも食品サンプルと違って(※)自分で家で気軽に作れるらしい!

その本の著者である氣仙えりか先生の講座がスタートするタイミングと、自分時間ができたタイミングが重なり

これはもうやるしかない!

クレイパティシエール養成講座を受講することに決めました。

※後に食品サンプルも家で作る方法があると知りました。

人生が変わった出会い

「食べられないお菓子のパーティー展」豊洲フェイクスイーツカフェ
「食べられないお菓子のパーティー展」by豊洲フェイクスイーツカフェ

「人生が変わった」なんて大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私にとってフェイクスイーツとの出会いはそれほど大きなものでした。

具体的に何がどんな風に変わったかというと、まず食べ物を見る度に

このムースの部分は何の粘土で作るといいかな?

と考えながらじっくり観察するように。 また、100円シップに行くと

この素材アレに使えそう!
コレでアレしたらシュークリームみたいな質感が出るかも?

と考えるように。そして、

・思いついたアイデアを実験しながら制作する時間が楽しい
・クレイパティシエールの仲間とアイデアやあるあるを語り合ったりするのも楽しい
・「研究」と称しみんなでケーキやパフェを食べに行く時間も楽しい

なんだか楽しい時間がたくさん増えていったのです。

フェイクスイーツに出会ってなかったら今頃どんな人生だったんだろう?
そんな風に考える程とても大きな影響を受けました。

なぜ実物大ケーキなのか

フェイクスイーツづくりを始めた頃は、バッグチャームやキーホルダー等実物より少し小さいスイーツをつくることが多かったのですが、やっぱり実物大、それもケーキを作っている時間は格別に楽しい!ということに気が付きました。なぜなら…

「かわいい」というトキメキ

ディスプレイケーキ

私はとにかくケーキが大好きです!

ケーキを見た時にとても心がときめきます。
「おいしそう」というトキメキより「可愛い」というトキメキが大きいです。(それでも結局食べるのですが^^)

あまりに可愛いと「可愛いからとっておきたい」と思ったりもします。
みなさんもそんな風に思ったことありませんか?

たとえばカラフルなアイシングクッキー。
「おいしそう」より「かわいい」が勝ってなかなか食べれなかったりしませんか?

キャンドルなんかもそう。
本来は火を灯すものですが、あまりに可愛いと火が付けられないのです。

「とっておきたい」という感情、これが食べられないケーキをつくる動機の一つでもあります。

ケーキは幸せの象徴

photo by Reina

かわいくて美味しそうなケーキを見てると、とても幸せな気持ちになります。

子供の頃、お誕生日やクリスマスに母がいつもケーキを用意してくれました。大人になってからは自分でケーキを用意し、子供ができてからもその風習は続いています。

ケーキを見て幸せな気持ちになるのは、年々そんな幸せな記憶が積み重なっているからかもしれません。

私にとってケーキは幸せを感じるスイッチのようなものであり、幸せの象徴でもあります。

つくる過程の楽しさ

以前友人から、

なんで食べられないケーキを作ってるの?

と聞かれたことがあります。
どうせなら食べられるケーキを作ればいいのに・・・。

確かにどちらも「ケーキ」であることに変わりは無いのですが、全く別ジャンルのモノになります。

食べるケーキ は「料理」、教科で言ったら家庭科
ディスプレイケーキは「工作」、教科で言ったら図工

お料理は苦手だけどハンドメイドは好きな私にとっては、本物のケーキを作るよりディスプレイケーキを作る過程の方が楽しいと感じるのです。

他にも▼こんなところが面白い、楽しいなと思います。

【私的おもしろポイント】
・本物みたいな偽物をつくる
・真っ白な粘土からの変身っぷり
・自分で好きなようにデザインできる

本物ケーキ作りのレッスンにも通っていますが、「かわいくて美味しいケーキを作りたい」というよりは「ディスプレイケーキを作るための勉強」のために通っている、というほどディスプレイケーキに夢中です。

ケーキを飾ろうプロジェクト

ディスプレイケーキ

そんな私が今後やりたいこと、それは「ケーキを飾ろうプロジェクト」です。

「ケーキを飾ろうプロジェクト」とは・・・

クリスマスにツリーを飾るように
嬉しい日にはケーキを飾る

そんな風習を広めていきたいなと思っています。

想いを呼び戻すスイッチに

息子が小さい頃、「生まれてきてくれてありがとう」という想いを込めてディスプレイケーキを部屋に飾りました。
息子もキャッキャと喜んでくれて私もとても嬉しくなりました。

・・・時は経ち、中学生になった息子は反抗期真っ只中。
小憎らしい時も多々ありますが、部屋に飾られたこのケーキを見ると
飾った時の気持ちを思い出して冷静になれることに気付きました。

私にとって当時の想いや幸せな記憶を呼び戻すためのスイッチのような存在になっていたのです。

あなたもお子さんや家族のお誕生日、お部屋にケーキを飾ってみませんか?♡

最後に

私はフェイクスイーツというクラフトに出会って「楽しみ」がとても増えました。

今度は伝える側に回ってこの楽しさをみなさんと共有したい。

そしてマークルの講座や活動がきっかけで、日常にも楽しみを見つけられる方が増えたらこんな嬉しいことはないなと思っています。

また在宅ワークに最適なので、お仕事として取り組みたい方にもお勧めしたいです。

作品制作の他、撮影ブース作りや店頭のディスプレイ等、心から仕事が楽しい!と思えるような体験をしたり、

お互い協力し合って一人ではできないようなお仕事や活動に挑戦してみんなで胸が弾む人生にしていきましょう!

子育てがひと段落し、すこーし増えた自分時間を持て余してるそこのあなた!ぜひ一緒に楽しいことしましょう♡

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